Cast

瀧正広 安澤千草 山崎陽平゙

Staff

監督・脚本 / 山本英

脚本 / 山崎陽平

プロデューサー / 佐野大

撮影 / 李子瑶

照明 / 小海祈

サウンドデザイン / 織笠想真

美術 / 王慧茹

衣装 / 栗田珠似

音楽 / 村貫誠

編集 / 丹羽真結子

Screening

韓国・京畿学生映画祭 2017 招待上映

International Young Director’s Festival 2017
招待上映(中国、西安)

2016 / 15min / 16:9 / 5.1ch / カラー

STORY

有料介護施設で働くタケルは入居者に対して
いつも明るく接し、後輩に対してもしっかり
と仕事を教える模範のような職員だ。しかし
一方で一緒に暮らしている母に対しては上手
く距離感を掴めず、家での会話は少ない。実
家に住でいることが一つのストレスになって
いる。そんなある日、イベントの一環として
母親の所属するフラダンス同好会がタケルの
職場にやってくる。

NOTES

介護施設は認知症のレベルによって階が別れています。
僕たちが撮影したのは一番認知症のレベルが高い方々の
住む4階でした。そこに通いながら花火大会や夏祭りな
どにも参加させてもらったのですが、一週間もすると僕
たちのことを忘れてしまいます。忘れられた自覚のない
映像はその人を騙す行為になってしまうんじゃないか。
このことを撮影中にいつも考えていました。カメラマン
の李は入居者の方に対して『良い人』を演じ続けている
自分が嫌だと言った。僕はどうだっただろう。
偽りの『良い人』としてそこにいたのだろうか。